前回までは8合目まで到着し、気温がかなり下がってきたので防寒着を着込んだところまでお伝えしました。

『7合目から8合目の登山』の記事はこちら↓↓
富士山のマイ「ライブカメラ」中継!7合目から上は神秘の世界。 

ここ8合目でカップラーメンを食べ、冷えた体を暖めて目指すは宿泊小屋の『御来光館』。
ここからは、ヘッドライトをつけての登山となります。

あと、少しで宿泊小屋に到着するはず。頑張ります!!

自分との闘い

ここまで来ると、後は黙々とヘッドライトで足元を照らしながら気をつけて登ることのみでした。
 

ガイドさんの

「あと少し、ゆっくり深呼吸をしながら頑張れ!」

という応援の言葉を頻繁にかけてくて励みになります。
 

しかし、「チームヘルメット」も上に登れば登るほど呼び返す声がだんだん小さくなっていくんです・・・。
仕方がないですよね・・・。皆さんグロッキーになりつつあるので・・・。
 

日が落ちて周りが暗くなると上があまり見えなくなってくるので、どれくらい登ぼればいいのかの目測がつかなくなってくるんですね。
 

ただでさえ、登っても登って到着しな目的地に

「いったいどこまで登ればいいんだ~!」

という気持ちから、さらに

「どこまで行けばいいんだ~!!」

という気持ちが生まれてくるので気分が落ち込んできてしまいますよね・・・。
でも、それでも登りつづけなくてはいけないんです。自分との闘いになるんです。
 

暗い中をひたすら登っていると、鳥居が見えてきました。
富士山 登山 初心者 5合目 ツアー バスツアー 標高 観光地 世界遺産 鳥居3
一瞬ここがゴールか?と思いましたが、これが思わせぶりで実はまだまだ頂上には程遠い・・・。
気持ちは落ち込みながらも、確実に登って来ているという気持ちだけが体を動かしてくれました(^_^;)

最後の休憩小屋「本八合目ともえ館」

これまで、途中の山小屋の従業員さんは面白いことを言って登山客に色々と物を売ります(笑)

本日最後の休憩山小屋となった「ともえ館」。
富士山 登山 初心者 5合目 ツアー バスツアー 標高 観光地 世界遺産 山小屋
ここでも例外なく従業員さんが買わせるような売り文句を言ってくるのです。
 

私は行動食を持って来ていたので、あまり食べ物は買わなかったのですがここの売り文句に負けてしまいました。
そして、買ったのが「あんぱん」
富士山 登山 初心者 5合目 ツアー バスツアー 標高 観光地 世界遺産 アンパン
ガイドさんが言う、

「御来光を待ちながら、ここのアンパンを食べると美味しいんだよ」

という言葉にもついつち誘われてしまいましたね(笑)

でも、本当に美味しそうなので頂上まで取っておくことにしました(*^_^*)

ついに到着!宿泊小屋『御来光館』

時刻は21時ぐらいになっていました。
 

5合目を出発したのが13時30分ぐらいでしたので、約7時間という登山時間。必死だったのであまり時間は気にしませんでしたが、改めて考えると「こんなに歩いて登ってきたんだな」としみじみ感じました。

ここで夜食を食べた後、数時間の仮眠をとり再び山頂に向けて出発します。
 

夜ご飯はハンバーグ弁当。
並べられたテーブルに座りハンバーグ弁当をみましたが、ちょっと足りないかも・・・。

と言ったら、ご家族で来られていて隣に座っていてたお母様が

「足りなかったら私のご飯を半分あげますよ」

と言ってくれたのです!
 

とっても嬉しくて泣きそうになってしまいましたよ・・・。
暖かい心遣いにとっても感謝です!!
 

その後夜ご飯を食べている途中、ガイドさんからこれから山頂に向けての予定を説明してくれました。

22時に就寝して、午前1時に起床。その15分後に着替えをして、トイレを済ませた状態で出発という忙しいスケジュールです。
 

ところで、この「御来光館」には『高濃度酸素装置』という機械がおいてある唯一の山小屋らしいです。
酸素缶の数倍の効能がある機械で、10分2,000円で酸素を吸引出来て、言わば高山病にかかった人の最終兵器みたいですね。
 

そういえば私も少し頭が痛い・・・。
これって、もしかして高山病になりかかっている?それとも疲れか・・・?

このまま状態が悪化したらどうしようかと心配でした。そして迷って末にこの『高濃度酸素装置』で酸素を吸引することにしたのです。
 

私の他に数名、酸素装置で吸引した人がいました。
中には高山病の症状がかなり重く、手に痺れが出ていて気分も悪そう・・・。

その方も10分間、酸素を吸引したのですが、残念ながら症状は改善されずここでリタイア。御来光はこの山小屋で見ることとなったのです。
 

そして、私もこの『高濃度酸素装置』を使用して体に酸素を吸引しました。
カニューラーと言われる、鼻から管を入れて酸素を吸引していくのです。
 

10分後・・・。
少しだけ頭痛は改善されましたが、まだ少し残っている・・・。

思わず、「2,000円も払って何にも効果がないんじゃ意味がないじゃん!」と思いながらも、「明日は頑張って頂上まで登るぞ!」

という気持ちと気合を入れました!

仮眠時のアイテム

酸素を吸引している間にも周りはすでに就寝モードに入っていました。

私も酸素を吸引し終えて、着替えをしてトイレに行った後すぐに布団で横になりました。
やはり「アイマスク」「耳栓」を持ってきて正解です。
 

とくに「耳栓」。
確かにみんな疲れているからしょうがないのですが、周りからのイビキがうるさく眠れない方は眠れないと思います。

私も、気になって眠れない方なので持ってきてよかったな~(^-^)
 

仮眠をしたら、いよいよ頂上に向けて出発となります!頑張るぞ~!!
 

次回 ⇒ 『世界遺産『富士山』のご来光!!感謝と感動の涙。』